1 名前:名無しのにゃーすさん:2014/04/10 16:55:11

32年間の歴史に幕を下ろした「笑っていいとも!」。
タモリ(68)もゆっくり休めるかと思いきや、すでにテレビ局の間で争奪戦が展開されているという。

「『いいとも』の最終日の特番はタモリの人気を再認識させるものでした。平均視聴率は28.1%で、
ダウンタウンと爆笑問題など、不仲の芸人たちも一堂に会したように、芸能人からの人望も厚い。
司会者としての株は上がり、秋の改編期をメドにタモリの番組を画策するテレビ局が出ている」(テレビ関係者)

芸能デスクによると、現時点で争奪戦に参入しているのは、「フジと日テレ」。
ただ、両局とも一筋縄ではいかない事情を抱えているようなのだ。

「フジはすでに亀山千広社長自らが『なにか考えなければ』と新番組を示唆しています。過去にやっていた
『トリビアの泉』のような番組ができないかと考えているようです。しかし、亀山氏は昨年6月に社長に
就任した時点で、低視聴率だった『いいとも』を『終了しなければ局全体の上昇は見込めない』と打ち切りを
決めていたと言われており、タモリ側は“先に終了ありき”というその態度を快く思っていないのです」(放送記者)

一方、タモリと日テレの間にも、深くて長いミゾがあると元日テレ関係者が明かす。

「『いいとも』が始まる1年前の81年に日テレはタモリの『今夜は最高!』という番組を始めました。
タモリのトランペット演奏や、ゲストとの面白トークで、“大人の番組”として評価が高く、
視聴率も夜11時からの放送で10%を超えた。しかし89年に1桁になるやいきなり終了通告。『タモリでは
数字を取れない。スポンサーが付かない』という理由に、ライフワークと考えていたタモリ側は抗議したが
受け入れられなかった。結局、タモリは『今後、日テレのレギュラーには出ない』と宣言したと言われます」

前出の放送記者が言う。「日テレ側は関係修復を目指し、昨年からすでにタモリ側にアプローチをしていた
ようです。そのうえで、『今夜は最高!』の復活や似たようなテイストの番組ができないか口説いていると
言われています。もし実現すれば、そのインパクトは大きい」
果たして、タモリから「いいとも!」を引き出せるのはどちらの局か。

週刊文春 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3860