- 1 名前:Egg ★>:2017/11/11(土) 09:11:30.54 ID:CAP_USER9.net
秋といえば“読書の秋”。しかし、原宿の若者たちに聞いてみると次のような声が聞かれる。
「全くしないです」(16歳・女性/高校生)
「(小説を)ちょっと読んで、4分の1くらいでやめた」(19歳・女性/学生)
「暇な時間あったら携帯見ちゃう」(19歳・女性/学生)
「文字数が多いのが読む意欲を下げているんじゃないかな」(17歳・女性/高校生)
「好きですよ小説。(最近読んだものは)2年前くらいになっちゃうんで覚えてないですね」(19歳・男性/学生)
近年、若者の読書離れは深刻化している。2016年に行われた全国大学生活協同組合連合会の調査では、「1日の読書時間がゼロ」という大学生の割合が49.1%と過去最高になった。調査対象は約1万人で、読書の中には電子書籍も含まれている。
読書をしない理由として多く挙がっているのが、「他の活動が忙しい」「スマホで漫画やSNSを見ている」「本を読むなら映画を見る」といったもの。読書ゼロの学生がスマホを利用する時間は1日平均で173分という調査結果も出ているようだ。
では、なぜ読書をした方がいいのか。脳科学の分野では、読書をすることが脳の前頭前野を活性化させるという研究成果が発表されている。前頭前野は“思考”“想像”“判断”などと関係が深く、使うと知識や経験が豊かになるといわれている脳の中で非常に重要な部分だ。
読書はまず本を手に取ることから始まる。そして文章を読み、前頭前野が場面を想像したり次の展開を推測したりといった活動を行うと、それが知識・経験を豊かにする動きにつながる。そこから、もっと知りたい・調べてみたいという目的が生まれ、読書をすればするほど前頭前野が活性化していく、という循環を起こすことが大切だという。
本は映像などと比べて写真や絵がなく、頭の中で風景や登場人物の顔などを想像することになる。それらが前頭前野の活性化に有効に働いていると言われている。
まずは自分の興味がある分野から、何か1冊手にとってみてはいかがだろうか。
11/11(土) 9:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00010001-abema-soci
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1510359090
文芸
2017年11月11日10:55 |
2017年10月07日16:55 |
- 1 名前:Egg ★>:2017/10/07(土) 13:33:05.11 ID:CAP_USER9.net
日系の英国人作家カズオ・イシグロ氏(62)が今年のノーベル文学賞受賞者に決定してから一夜明けた6日、受賞には至らなかった日本の作家・村上春樹氏(68)について、文芸評論家の川村湊氏は「村上さんの受賞は遠のいたと思います。少なくとも7、8年後でしょう」と分析した。
昨年の著書「村上春樹はノーベル賞をとれるのか?」でイシグロ氏受賞の可能性を明記していた川村氏は「驚きはないですね」と感想を述べながら「村上さんも受賞を争ったと思いますけど、スウェーデン・アカデミーは昨年、ボブ・ディランを選んで一部で批判されたので、今回は文学の王道たるイシグロさんを選ぼうと思ったのではないでしょうか。世界的には村上さんはエンターテインメント作家と見られています」と選考経過を読む。
ノーベル文学賞は、国籍や言語によって「持ち回り」の周期があるとされる。川村氏は「続くことは過去に一度もありません。今回、23年ぶりの日本出身作家ですから、日本人作家は当分ないでしょう」とみている。アジア人としても、直近の受賞は2012年の中国・莫言氏。その前は00年の高行健氏(中国)。昨年のディランは米国人として23年ぶりの受賞だった。
イシグロ氏は、ロンドンの出版社で2度目の会見に臨んだ。親友でもある村上氏の名前を挙げて「他の偉大な作家が受賞していないのは少し罪悪感を覚える」と複雑な胸中を吐露しながら「ディラン、私となったので、次は春樹さんに取ってほしい」と期待を口にした。
三浦春馬(俳優。イシグロ氏原作のドラマ「わたしを離さないで」に出演)「独自の世界観の中で命の煌(きら)めき、希望を持つことのかけがえのなさを学ばせていただいたことを懐かしく、そしてあらためて光栄に感じます。これからも作品たちが、世界中の人々に愛され続けることを願っています」
10/7(土) 7:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00000027-sph-soci
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1507350785
2017年08月16日02:56 |
- 1 名前:Egg ★@\(^o^)/>:2017/08/15(火) 21:47:43.45 ID:CAP_USER9.net
芸能人の文学賞受賞についてみなさんはどう思いますか? 「文学賞の世界」を運営し、新刊『芸能人と文学賞 〈文豪アイドル〉芥川から〈文藝芸人〉又吉へ 』を上梓、注目を集める川口則弘氏に昨年の山本周五郎賞の話題を中心に考察してもらいました。
押切もえを候補にした山本周五郎賞に、受賞者が物申す
又吉フィーバーの余熱が残る2016年。今度は、モデルでタレントの押切もえさんが、『永遠とは違う一日』で山本周五郎賞(以下、山周賞)の候補に選ばれました。
2年つづけて歓喜の出来事です。
思い返せば1986年、「新潮社が直木賞のライバルを創設!」とすっぱ抜かれたときがこれまでで最高の盛り上がりだったんじゃないか、と疑われる山周賞は、以来30年間ずーっと華やぎに乏しい賞でした。いよいよそこに進出するとなれば、断然賛成しないわけにはいきません。いいぞ、もっとやれ。
いや、むしろ遅すぎでしょう。山周賞は後発ゆえに、たいていの無茶は「新たなチャレンジ」で済ませられるのに、直木賞と似たような路線の「権威」を狙ってどうするんですか。積極的に芸能人の小説も候補に入れるような、勇気ある運営こそ求められているはずです。
おおむね、芸能界で顔を売っている方たちは、その仕事のなかに「客寄せパンダ」に近い性質が混じっています。ナニソレの発表会に、話題の芸能人が(なぜか)呼ばれて、ときに芸能レポーターから失礼な質問が飛んでは、みんな大にぎわい、という類いはその一つだと思いますけど、なりわいのなかに「多くの人の視線を集める」ことが盛り込まれている。とくに文句をつける筋合いのものじゃありません。
そういう客寄せパンダ性が、小説界でも見事に効果を発揮することは、これまでの歴史で証明されてきました。なかでも、いちばんナチュラルなのは、今回みたいに文学賞とからませる方法です。
山周賞・直木賞あたりは、候補作を紹介してもらうためにマスコミにリリースを流していることからわかるとおり、賞そのものが出版界における立派な「客寄せパンダ」です。「こういう人たちが候補になりましたっ!」「この人たちに賞が贈られますっ!」なんて些細な情報を、わざわざ広く知らせようとしているのは、まわりの人たちの目を引きつけるため以外の、何ものでもありません。いわゆる見せものです。
つづく
BEST TIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170815-00006421-besttimes-soci
- 2 名前:Egg ★@\(^o^)/>:2017/08/15(火) 21:48:08.93 ID:CAP_USER9.net
文学賞に期待しすぎないこと
見せものの文学賞で、観客動員力のある芸能人小説を候補に選ぶ。というのは、どこにも矛盾やキズがない、きれいで真っ当な姿勢でしょう。これに対する文句は、たいがいが難クセです。
じゃあ、その小説が「わざわざ読むに値するのか」、あるいは「いまの小説界でどの程度のレベルにあるのか」といった話に、つい興味もわくところですが、それを示すのは文学賞の仕事ではありません。各メディアでの真面目な書評や時評、口コミ、Amazonレビュー、そういうところでやるのが自然です。だって、考えてもみてください。山周賞にしろ直木賞にしろ、過去どんな作品を選んだって、それが日本の文学や小説界の趨勢に影響を与えたことは、まずありません。これらの文学賞にそこまで期待するのは、買いかぶり、というものです。
それで押切さんの話に戻りますと、どういう経緯で押切さんが小説を書きはじめ、『永遠とは違う一日』を完成させるにいたったのか……といった話は、ネットにあふれ返るほど出ています。そちらを読んでいただければ手っ取り早いんですが、とりあえず簡単にまとめてみますと、もとから押切さんは読書大好き人間。10年ごろから、まわりに内緒でこっそりと小説を書きはじめ、途中、あこがれの阿川佐和子さんに「とにかく書き続けることが大切なのよ」と励まされながら『浅き夢見し』(13年8月・小学館)を上梓したものの、一発出して終わりにするつもりはなく、『小説新潮』15年1月号に短篇「抱擁とハンカチーフ」を発表して以降、ぽつりぽつりと継続して、いまを生きる女性たちの生態を書き継いでいった。……というその流れは、とくに又吉さんの芥川賞受賞(15年7月)に乗っかった動きではありません。
こういったなか、かなり早い段階から、押切さんと文学賞を結びつけるコメントを出していたのが、新潮社の担当編集者(の楠瀬啓之さん)です。
「(引用者前略)押切さんは書き慣れた方。物語の中盤は主人公の内面だけで書き通し、そして、きちんと読ませる。今回は連作企画の1作目。来年はそれらをまとめた短編集を刊行する予定です。山本周五郎賞、吉川英治文学新人賞、直木三十五賞に選ばれたらうれしいです」(〈日刊ゲンダイDIGITAL〉14年12月25日「文芸誌デビュー作は絶賛 作家・押切もえは真剣「直木賞」狙い」)
そりゃ押切さんの書く文章に惚れ込んでいれば、当然の発言でしょう。そして、単行本が刊行されて最初のチャンスとなった山周賞で、ほんとうに候補に選ばれるところまでこぎつけたんですから、有言実行といいますか、篤実な仕事ぶりです。
つづく
- 4 名前:Egg ★@\(^o^)/>:2017/08/15(火) 21:48:16.05 ID:CAP_USER9.net
飛び出したベストセラー作家からのクレーム
そんなこんなで16年5月、選考会が開かれて、押切さんの作品は最後の二作にまで残り、惜しくも受賞を逃し……という展開を見せるなか、「直木賞の二番煎じ」と目される山周賞でも芸能人が候補になったことは、もちろん賞好きの人たちをウキウキさせ、「興味本位」という偉大な武器をもった記者たちが賑やかしに参戦しました。
ところがここで、意外な方向からクレームが飛び出します。この回『ユートピア』で受賞した湊かなえさんです。
文芸の外の人が2作目なのに上手に書けているという、イロモノ扱いのままで審査された作品と僅差だった。そのような結果が動力になる小説家がいるのでしょうか。怒りや悔しさは力に変えることができるけど、なんだそりゃ、とあきれる思いを力に変えることは、私にはできません。(引用者中略)今現在、そして、5年先、10年先、この海での航海を牽引することができる才能と実力を備えた船たちを、この海で勝負するのだという覚悟をもった船たちを、二番煎じの愚策に巻き込むのは、どうか今年限りにしてください。(『小説新潮』16年7月号「受賞記念エッセイ 山本周五郎賞とは」)
湊さんの真面目さがよく伝わってきます。少なくとも、芸能人小説と一緒に選考されたことで、騒がしい火の粉が振りかかったのは嫌だったんだろうなあ、としみじみ骨身にしみるような文章です。
人が人を褒めて、自信を与え、次に進む活力を生み出す。たしかに文学賞の機能がそれだけだったなら、きっと清らかでやさしく、素晴らしい社会が実現していたことでしょう。しかし、人間が集まるところ、善意もあれば、ヒトゴトだと思って勝手なことを言い出す奴もいる(……私みたいな奴ですね)。文学賞はそのすべてが集結して成り立っていると、私は思います。どうにも不愉快な状況に翻弄され、人は傷つきながら、たくましく生きていく。という世界観は、湊さんの描く小説そのものだとも思うので、きっとこの山周賞でのあきれた体験も、新たな創作への糧にされることと信じています。
大したフォローになっていませんでしたね。すみません。
しかし「二番煎じ」とは言いますが、過去の作家たちが、又吉フィーバーみたいな洗礼をまったく受けずに、文学賞から善意の恩恵だけを与えられて小説を書いてきたわけじゃないことは、たしかな事実です。
私は一読者として、クソもミソも混ぜ合わせた文学賞の多様さを応援したい。なので、山周賞のこういう勇気ある挑戦が、どうか「今年限り」にならないよう願っています。〈2017年7月刊行『芸能人と文学賞』より構成〉
〈関連記事:又吉直樹、押切もえ……芥川賞ら文学賞を芸能人がとるのはイヤですか?〉
〈関連記事:とにかく面白かった、又吉直樹芥川賞受賞の現場。そして、いとうせいこう候補作の場合〉
文/川口 則弘
写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170815-00006421-besttimes-000-1-view.jpg
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1502801263
2017年03月29日00:55 |
- 1 名前:砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/>:2017/03/28(火) 23:08:49.83 ID:CAP_USER9.net
村上春樹の新作長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)がさっぱり話題に上らない。
発売当初こそマスコミに大々的に取り上げられたものの、次第に『騎士団長殺し』はおろか「村上春樹」の名を目にすることもほとんどなくなった。
なにより、これまでの村上作品と違うのは、熱狂的信者であるはずの“ハルキスト”をはじめ、一般読者からの反響がほとんどないことだ。
第1部「顕れるイデア編」、第2部「遷ろうメタファー編」を合わせて130万部も発行されているにもかかわらず、これほど反響が少ないのは異常事態。もはや世間から「完全スルー」されているようにも見える。
しかも、それは『騎士団長殺し』が「おもしろくない」からではない。
村上春樹の新作長編小説がまるで盛り上がらない理由について、専門家は「村上春樹ブームそのものが終わったため」と指摘する。
●『騎士団長殺し』はこれまでの作品と何が違う?
「前作の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)に比べれば、『騎士団長殺し』はうまくまとまっているのではないでしょうか」
そう話すのは、文芸評論家の大森望氏だ。実は、大森氏に限らず、文壇界隈には『騎士団長殺し』を評価する専門家が少なくない。
本作は、女性に別れを突きつけられた36歳の画家の「私」が、別居先の小田原郊外で不思議な事件に巻き込まれてさまざまな体験をし、最終的に女性とよりを戻すという内容。
いわば、いつも通りの村上春樹ワールド全開の小説なのだが、これまでと違ってストーリーが破綻していないのだという。
「『騎士団長殺し』は、物語の最初の段階で『これは妻と別居していた9カ月間の話です』と明示し、その期間をきちんと消化した上で話が終わる。
同居していた女性とも元のさやに収まり、最終的に子どもも生まれて一件落着。いくらでも話が続きそうだった『1Q84』(新潮社)などに比べると、完結感があります」(大森氏)
また、大森氏は、『騎士団長殺し』は従来の作品よりも読者に親切になっていると指摘する。
村上作品は同じモチーフを繰り返し使い、その解釈を読者の判断にゆだねるというのがひとつのパターン。
本作も、穴蔵を通じた非現実世界へのトリップ、不思議系少女の登場、夢精からの妊娠と、
春樹的モチーフのオンパレードで、現実にはあり得ないことが次々に起きるが、いつもと「見せ方」が違うという。
「主人公が試練を経て成長するという物語の構造がはっきりしているのと、作中でこの小説の仕組みまで親切に説明してくれるのが『騎士団長殺し』の特徴。
『騎士団長』や『顔なが』など個性的あふれるキャラクターも魅力的です」(同)
それなのに、なぜ『騎士団長殺し』はまったく話題にならないのだろうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/12859969/
2017年3月28日 20時0分 ビジネスジャーナル
- 2 名前:砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/>:2017/03/28(火) 23:09:21.09 ID:CAP_USER9.net
●消費し尽くされ飽きられた「春樹現象」
まず考えられるのは、「ファンタジー要素が強くなったせいで、読者がついてこられなかった」(同)という理由だ。
「たとえば、『多崎つくる』は、主人公の多崎が高校時代の友人たちに“ハブられる”という、日常的で読者が共感しやすい話でした。
それに比べて、『騎士団長殺し』には当たり前のように『メタファー』(隠喩)や『イデア』(理念)が出てくる。
文学愛好者にはわかりやすくても、一般読者にはちょっととっつきにくい。おまけに、2冊合わせて1000ページもありますからね」(同)
そもそも、これだけ長編の純文学作品を読む日本人自体、今どき「そう多くはいない」と大森氏は語る。
実際、『騎士団長殺し』を読みきったという人がどれだけいるだろうか。
まわりを見わたしても、発売前に話題になったからとりあえず購入したものの、ろくに読まずに「積ん読」状態になっているという人が少なくない。
さらに、新作がまったく盛り上がらないのは、作品の内容やでき以前の問題という見方もある。
大森氏は「異常ともいえるほど過熱した『村上春樹ブーム』がついに終わってしまった、という可能性もあります」と語る。
村上春樹の新作が社会現象のように売れ始めた要因のひとつは、出版元が発売前に情報を小出しにし、
ファンの飢餓感をあおる「ティーザー広告」というプロモーション手法を取り入れたことが大きいといわれる。
この手法は02年の『海辺のカフカ』(同)に始まり、『1Q84』『多崎つくる』以降は、書店が発売当日の深夜に販売を開始し、
さまざまな関連イベントが行われるなど、まさに「村上春樹現象」と呼ばれるものになった。
しかし、かつては数年に一度のお祭りだった「春樹現象」は、村上春樹がノーベル文学賞の候補といわれるようになったことで毎年秋の風物詩となり、
受賞者の発表前後にはハルキストたちが前夜祭と残念会を行うのが恒例となっている。
その結果、「春樹現象」が消費し尽くされ、もはや世の中全体が村上春樹そのものに飽きてしまった……。そう考えるのが自然ではないだろうか。
『騎士団長殺し』の完全スルーは、「村上春樹」というコンテンツのオワコン化の始まりといえるのかもしれない。
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1490710129
2017年02月05日04:56 |
- 1 名前:秘丘、愛液塗れ ★@\(^o^)/>:2017/02/04(土) 21:25:21.39 ID:CAP_USER9.net
訃報
三浦朱門さん91歳=作家、元文化庁長官
「第三の新人」の一人として社会や家庭を鋭く観察する小説を書き、文化庁長官を務めるなど文教行政に尽力した
作家、三浦朱門(みうら・しゅもん)さんが3日、間質性肺炎のため死去した。91歳。妻は作家の曽野綾子さん。
東京都生まれ。朱門は本名。東京大文学部卒業と同時に日本大芸術学部で教職に。旧制高知高校の友人、
阪田寛夫らと1950年に第15次「新思潮」同人となり、51年に「冥府(めいふ)山水図」でデビュー。
芥川龍之介を思わせる知的な作風で頭角を現し、安岡章太郎や吉行淳之介、遠藤周作らとともに「第三の新人」と呼ばれた。
戦後の家庭のもろさを冷笑的にとらえた「箱庭」で67年新潮社文学賞、東京・武蔵野の風土に根差す人々を描いて
文明批評の面も評価された「武蔵野インディアン」で83年芸術選奨文部大臣賞。大学紛争の中、69年に日大教授を退職した。
「結婚なんかおやめなさい」「老人よ、花と散れ」「日本人をダメにした教育」など家庭や教育問題の著作も多数。
温厚でバランス感覚にも優れ、多くの公職に就いた。85~86年は文化庁長官を務め、国体の文化版として
国民文化祭を発案。88~94年日本文芸家協会理事長。96年に教育課程審議会会長に就任し「ゆとり教育」の道筋をつけた。
87年日本芸術院会員、99年文化功労者。2004~14年は日本芸術院院長。
いずれもカトリック信徒の曽野さんとは“おしどり作家”として知られた。
http://mainichi.jp/articles/20170205/k00/00m/040/082000c
2007年撮影
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/02/05/20170205k0000m040084000p/7.jpg
関連
曽野綾子独占手記 夫・三浦朱門を自宅で介護することになって(週刊現代)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49743
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1486211121
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